
(講演会の模様)
5月14日、今帰仁村コミュニティセンターで当会主催の講演会と年次総会を開催しました。
13時半に始まった講演会のタイトルは「講演と映像で語る三百年前の琉球」。
今から約300年前の1719年、清の冊封副使として琉球に来た徐葆光(じょ・ほこう)が8ゕ月間滞在ののち帰国し、滞在記録を『中山伝信録』に著しました。
この本は当時の琉球の芸能、習俗、文化などが記録された第一級の歴史資料で、本講演会の講師、鄔揚華(う・やんふぁ)さんは、その徐葆光研究の第一人者です。
講演会では、映画『徐葆光が見た琉球』を上映後、鄔揚華さんによる講演がありました。
約90人のお客様が、琉球と中国の交流の様子や、冊封使へ出した接待料理の再現の話などを興味深くうかがいました。
講演会の後、15時半より同会場にて年次総会を開催しました。新型コロナの影響で3年間は会場開催ができなかったので、一堂に会しての開催は4年ぶりとなりました。
令和4年度の事業・決算報告、令和5年度の事業計画・予算案などが審議され承認されました。
総会終了後、会場を移して久しぶりの懇親会を開催し、ガイド業務などをめぐる話に花を咲かせておりました。(N.K)

(一般の方向けに配布された講演会のチラシ)

(講師の背後から撮影)

(講演後、当会より花束の贈呈)

(会員用の定期総会資料)

(沖縄タイムスに記事が載りました)

(琉球新報にも載りました)